気になる子供の包茎
産まれたばかりの赤ちゃんは全員包茎です。しっかりとおちんちんは包皮で包まれています。しかしこのままで良いのか、このまま大人になってしまうのか・・・親としては心配になってしまうところですね。子供のおちんちんはどのように変わっていくのでしょうか。

包茎とは
まず基本的なお話です。包茎には種類があります。よく聞くのは真性包茎と仮性包茎でしょう。真性包茎というのはおちんちんが完全に包皮に覆われ、包皮がめくれない状態です。仮性包茎は包皮を剥けばめくれるが、通常はおちんちん全体を皮が覆っている状態です。産まれたばかりの赤ちゃんは全員真性包茎であり、それが正常なのです。むしろそうでない場合は別の病気(尿道下裂)の疑いがあります。

宗教や国の違い
よく外国の人には包茎はいない、外国では小さい頃に包茎の手術を受ける・・・などの噂を耳にしますが、これは宗教や国の違いです。アメリカでは新生児期や乳児期に半数以上の子供が包茎の手術を受けます。(風習の違いです)また、イスラムやキリスト、ユダヤ教では【割礼】という儀式として赤ちゃんの頃に包皮を切除します。

包茎は治療すべきもの?
気になるのはここです。包茎は子供の頃に手術してやった方が将来困らないのではないか・・・とおっしゃる親御さんも実際います。しかし医学的見解としては経過観察を推奨する意見が多数を占めています。例えばオシッコが出にくく痛がるなどの症状がない限り、包茎を治療する必要はそこまでないと言えます。
リンデロン等のステロイド軟膏を塗りながら毎日少しずつおちんちんの皮を剥いてあげるという方法もよく耳にしますが(一時期育児書で推奨されていたようです)それすらも特に必要ではないという意見が今は多いです。
しかしその方法を進めている医師、保健師さんは今ももちろんいますし、やらない方が良いというわけでもありません。毎日少しずつ皮を剥くという方法に関しては、医学的にも意見が分かれているというのが現状です。ただ1つ言えるのは、包茎は病気ではないという事です。