子供の包茎では・・・全く亀頭が出てこない子、頭だけ出る子、尿道口だけ見える子、亀頭包皮炎になった子、臭いがする子・・・いろいろな場合がありますが、『いっその事手術してしまえば・・・』と思うお母さんも少なくないと思います。では子供の包茎治療についてはどのような考え方が主流なのでしょうか?

小児外科、泌尿器科
子供の包茎に付いてお医者さんに相談するならば、小児外科もしくは泌尿器科の診察を受けましょう。一般の小児科では、見てはくれるものの専門外のため、大丈夫とかもう少し待った方がよいなどという判断になることが多いようです。ある程度の年齢(小学校入学後)になっても、剥ける気配がないようでしたら、一度診察を受けてみるのも良いでしょう。健康保険対象となる治療となることも多く、市町村の乳幼児の医療費補助が出るうちならば費用の心配もありません。

子供は誰もが包茎
まずここを忘れないようにしてください。産まれたての赤ちゃんは誰もが包茎です。そして思春期を迎えるまでは真性包茎であってもそこまで心配する事はないのです。不思議な事にほとんどの男の子は成長の過程で自分で剥いて、仮性包茎になるようです。ですから、日常生活に支障をきたしている場合を除いて、頭が出ない真性包茎でも心配する事はありません。

子供の手術はアリ?ナシ?
アメリカでは赤ちゃんの頃にほとんどの子供が包茎の手術を受けるようです。ですから赤ちゃんの頃から完全に剥けている状態の子が多いようですね。しかしそんなアメリカですら近年、子供の包茎手術はやめようという動きが出てきているようです。日本では子供や赤ちゃんへの包茎手術は推奨されていません。日常生活に支障がない限りは経過観察をする医療機関がほとんどでしょう。

手術の種類
それでもどうしても手術をしたいという場合、どのような手術方法があるのでしょう?まず1つは『環状切除術』、これはおちんちんを覆っている包皮を全て切除してしまう方法です。アメリカでは主流の手術方法のようです。そして『背面切開術』です。こちらは短時間で済み、切開する部分も少ないので、日本での子供の包茎手術として主流のようです。方法としては包皮の開口部から縦にメスを入れます。これで剥けやすい状態にするというもので、包皮を切除するわけではないので仮性包茎状態になります。その他にも手術の種類はありますが、子供の手術として使用されているかは医療機関に問い合わせるのが一番だと思います。

よく考えましょう
しかし『包茎』というものは病気ではありません。これは一番重要です。私は包茎の場合でも、日常生活に支障がない場合は手術をせず観察する方が良いのかなと感じました。